こちらの記事は
条件を入力してググったら【ビレッジハウス】って出てきたけど安すぎて逆に怖い!
と、感じている方へ
ビレッジハウスが安い理由について紹介しています。
①旧雇用促進住宅だったから
ビレッジハウスは、元々1960年~1970年代にかけて【雇用促進住宅】として国が建設したものです。
しかし、日本では2017年に雇用促進住宅制度が廃止されました。
この雇用促進住宅をフォースト・インベストメント・グループが買収して、低価格賃貸住宅【ビレッジハウス】として入居者の募集を開始されたのが始まりです。
フォートレス・インベストメント・グループは、ソフトバンクグループ傘下のアメリカの投資会社で、2016年12月21日にビレッジハウス・マネジメント株式会社を設立し賃貸住宅のサービスを開始しています。
国が建設した雇用促進住宅であった為、ビレッジハウスは日本各地に存在しています。
その物件を西日本地域と、東日本地域で二回に分けて多くの物件を一括買収したことで大幅なコスト削減につながっています。
低価格が実現された背景の一つはこうしたコスト削減があります。
②築年数が古い
建設されたのが1960年~1970年代ですので、かなり古い物件です。
室内はリノベーションされていたり、リフォームできれいになっている物件が多いですが、外観はかなり古く薄汚れている感は否めません。
③短期解約違約金が発生
何それ?ですよね・・・。
通常の賃貸契約で2年の契約を結んで2年以内に引っ越しても、この「短期解約違約金」は発生しないのが常です。
まれに短期解約金を設定されている不動産がありますが、その場合1年未満で賃料の1ヶ月分だったりします。
しかし、こちらのビレッジハウスでは全ての物件で2年の契約の途中で引っ越すと【違約金】が発生します。
いわゆる1度契約したら2年は住んで欲しいということだと理解しています。
初期費用が圧倒的に安く抑えられているのに、賃貸契約はきちんと交わします。
契約時はメールやTELでやり取りしたり、審査も独自でされているのでその分、人件費もかかっていると思います。
なのでこういった契約にかかる人件費等を踏まえると、2年住んでもらって黒字になるということではないかと思っています。
それ以降の縛りはないので2年経過してから契約更新をしても3年でも3年半でも違約金は発生しません。
注意
*1年未満の解約 ・・・ 賃料の3ヶ月分
*2年未満の解約 ・・・ 賃料の2ヶ月分
④交通の便が悪い
駅やバス停から遠い物件が多いです。
時代が変化して近い物件も出てきているかもですが、基本不便な立地です。
ビレッジハウスでなくても、交通の便が悪い物件は駅近物件より安いのは至極当然のことと言えますね。
⑤管理費の設定がない
ビレッジハウスは、賃料と駐車場代だけです。
管理費の支払いはありません。
じゃあ、外灯や廊下の電球、その取り付け、取り外し、敷地内の清掃やゴミ置き場の清掃、廊下階段、駐車場の管理など、通常管理費を支払うことで賄っている様なことどうなっているの?というと、自治会があります。
個人的には管理費払うから自治会はなくしてほしいと思っていますが、ビレッジハウスの誕生の経緯からも古くからの住人の方々の慣わし的な感じで自治会は続いているようです。
まとめ
同じ条件なのに部屋は広いし、間取りもいい、しかも駐車場まで付いてこの値段?
事故物件なんじゃないの?と、思った方もいらっしゃるかもしれません。
安いのには、こんな理由があったのです。
どれを重視するか、どの条件が譲れないのか、それぞれ違うと思います。
「駅近で静かで安い物件!」って言っても、そんな物件ないのと同じで、100%とは行かないものです。
何が譲れて、何は妥協できないのか?
ご自身で明確にされるとスムーズだと思います。
条件としてトイレとお風呂は別々がいい!という希望が多いのも事実。
このビレッジハウスは古いが故の特徴でもあって、トイレ浴室別がほとんどです。
気になってきたらビレッジハウス公式ホームページから空室チェックしてみて下さい♪
ビレッジハウス公式サイトはこちらから ⇒【VILLAGE HOUSE ビレッジハウス公式サイト】
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